和歌山市出身のプロボクサー真道ゴー選手(25)が5月19日、県内で初めて和歌山ビッグウエーブ(同市手平)で行われるWBC女子世界フライ級タイトルマッチに挑戦する。真道選手はクラトキボクシングジム(同市園部、原田哲也会長)に所属する、東洋太平洋女子フライ級チャンピオンの実力者。2度目となるWBCのタイトル挑戦で、「何がなんでも和歌山の皆さんの前でチャンピオンになる」と意気込んでいる。
対戦相手はハンガリーのレナタ・セベレディ選手 (19) =左利き=。 真道選手は 「勢いのある選手。 自分の距離をしっかり保ち、 前半はボディを攻め、 最後は右ストレートで決めたい」 と力強く話す。 初めてのサウスポーとの対戦に備え、 2月ごろから左利きの選手とスパーリングを実施。 間合いの取り方などを確認しながら、 調整を続けている。
当日は、 元ギタリストのTERUさん (40) が作詞作曲した、 真道選手の応援歌 「光の向こうへ」 の曲で入場する。 「周囲の人々の支えに感謝し、 夢に向かってはばたいていきたい」 という真道選手の思いが込められている。
スポンサーを務める南陽食品㈱の北畑充香代表取締役は、 「真道選手を応援することで、 同じ夢を見させてもらっている。 自分らしさを発揮して頑張って」 とエールを送った。
試合開始は午後1時 (開場は0時半)。 問い合わせは同ジム (℡073・462・1675)。