和歌山東署は10日、 和歌山市紀三井寺の飲食店店員、 氏家正枝容疑者 (23) を窃盗 (職場狙い) 容疑で逮捕した。
同署によると、 氏家容疑者は昨年12月17日午前10時50分ごろから午後4時ごろまでの間、 同市内の大型スーパーで、 勤務中のため従業員らが固めて置いてあったかばんから同僚女性(48)の財布1個 (現金1万300円ほど在中) を盗んだ疑い。
盗難が発覚したこの日、近くの別のスーパー女子トイレ内で現金が抜き取られた女性の財布を同店従業員が発見し、 警察に届けていた。 同署は、 被害女性の証言などから財布を盗めたのは氏家容疑者しかいなかったとみて内偵捜査を進めていた。
逮捕日当日に任意同行を求め同署で事情聴取すると犯行を自供したといい、「金が欲しかった」と容疑を認めているという。