プロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」は18日、NBL開幕に向けたプレシーズンマッチで、トライアンズと同じウエスタンカンファレンスの兵庫ストークスと対戦。85―75で勝利し、初戦を白星で飾り好発進を切った。
和歌山トライアンズ85(29―17、15―15、21―13、20―30)75兵庫ストークス
注目のスタメンは阿部佑宇、川村卓也、中務敏宏、マイケル・パーカー、青野文彦。活躍が期待された主将の永山誠、司令塔の木下博之はけがの調整のため出場を控えた。
トライアンズは、前半だけで3Pシュート3本を含む15得点の川村や青野のゴール下での活躍などで、終始試合をリード。途中、点差を詰められる場面もあったが、木下に代わって司令塔を務めた阿部のカットインやパーカーの攻守にわたる活躍で、相手の反撃を阻止し勝利を飾った。
パーカーは26得点、リバウンド11本、スティール6本、ブロックショット3本の大活躍。川村も25得点を挙げ、期待通りの活躍を見せた。
ジェリコ・パブリセビッチヘッドコーチは「ミスが多く、目指しているチーム像にはまだまだ遠い」としながらも、「どの選手も強いハートとディフェンスを見せてくれた。全体的に満足」と手応えを感じている。
プレシーズンマッチ第2戦開催決定 トライアンズはプレシーズンマッチの第2戦として9月14日、宇都宮市でリンク栃木ブレックスと対戦する。早くも川村選手の古巣チームとの対決が見られるとあり、ファンの注目が集まりそうだ。