平成18年ごろから発生していた、葬儀で留守にした民家を狙った窃盗事件で、岩出署など合同捜査班は17日、大阪府阪南市の無職、平野こと田中廣作容疑者(62)=ことし4月24日逮捕=を調べた結果、17件の犯行を裏付け和歌山区検に送検したと発表した。全ての犯行を認めているという。
同署によると、田中容疑者は平成18年9月13日ごろから25年3月27日までの間、岩出市や紀の川市など県内3市2町と大阪府内1市1町で、葬儀で留守にしていた民家を狙い、白昼に勝手口や窓ガラスを割って侵入し、金品約886万円(うち現金約530万円)を盗んだ疑い。