第63回〝社会を明るくする運動〟強調月間が始まった1日、同運動和歌山市推進委員会(委員長=大橋建一市長)の式典と街頭啓発活動がJR和歌山駅周辺で行われ、更生保護関係者ら約200人が参加した。
参加者は、たすきを掛け、通勤・通学の市民らにリーフレットやうちわ、ボールペン、メモ帳などの啓発グッズを配布。犯罪や非行の防止、立ち直りを支える社会の実現に向けた協力を呼び掛けた。
式典は、わかちか広場で開かれ、小林孝幸和歌山保護観察所長から谷垣?一法務大臣のメッセージ、10年連続で社会を明るくする大使を務める落語家・桂枝曾丸さんから仁坂吉伸知事のメッセージが、それぞれ大橋市長に伝達された。
大橋市長は「皆さんの運動によって犯罪や非行がなくなっていくことを願っている」とあいさつし、枝曾丸さんは「ことしも皆さん一緒に和歌山を明るくしていきましょう」と呼び掛けた。