和歌山市本脇の本脇射箭頭八幡神社(橋爪祥子宮司)で11、12日、秋祭りが行われ、大勢でにぎわった。
昨年は台風の影響で中止されたため2年ぶり。地域の安泰を祈願する毎年15日の例大祭に合わせて行われている。
11日の宵宮には、金魚やスーパーボールすくい、たこ焼きなど、手作り模擬店が多数出店。境内には祭りを楽しむ子どもたちの元気な声が響き渡った。
同祭りは、地元の町おこしの会、婦人会、更生保護女性会、消防団、ボーイスカウト海草第一団が運営企画に携わり開催された。
町おこしの会の野嶋良平代表(72)は「地域が一つになってつくり上げている祭りを今後も継続させていきたい」と話していた。
12日には、子ども神輿(みこし)が地区内を練り歩き、秋晴れの下、威勢の良い掛け声で地域を活気づけた。