紀美野町と有田川町にまたがる生石高原(標高870㍍)で、白く輝く穂が育ったススキが見ごろを迎えている。
約27㌶にススキが広がり、関西一の名所として知られる同高原。平地より冷たい風が吹く中、暖かい服装をした観光客が県内外から多く訪れている。
風が吹くと一面のススキが揺れ、訪れた人々は尾花の白い波にうっとり。芝生の上にシートを広げて眺めたり、高原のデッキから写真を撮影したりするなど、思い思いの時間を過ごしていた。
高原のレストハウス「山の家おいし」によると、ことしはススキの見ごろが早く、今月中は楽しめるという。