ハンドボールは9月30日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールなどで3日目が行われた。成年男子の県代表は準々決勝で愛知と対戦し、23―31で敗れはしたが、5位入賞を果たした。
和歌山は、4―2のセットディフェンスを敷き、堅守から速攻のスタイルで挑んだ。3分に先制を許したが、榮博文(25)の強烈なミドルシュートで拮抗。その後、5点リードまで広げられたが、大串有高(26)の連続得点で3点差まで詰め寄り、前半を折り返した。
後半序盤も一進一退の攻防を展開。しかし、愛知は確実なパス回しから攻勢に出始めると、次々とゴールを量産。15分で10点差をつけられる苦しい状況が続いた。
和歌山は永井雄也(23)がチームを勢い付ける7得点の活躍を見せるなど、最後まで諦めずゴールを狙ったが、愛知のリードを埋めることはできなかった。