ホッケーは1日、紀美野町動木の町スポーツ公園多目的人工芝グラウンドなどで開幕した。成年女子県チームは1回戦に臨み、4―0で北海道に快勝し、2日に行われる2回戦(準々決勝)に駒を進めた。
県チームは前半11分、北海道からペナルティーコーナー(PC)を奪い、打谷美貴(23)が相手ディフェンスを交わしながらシュートし、先制点を獲得。21分にもPCを奪い、川村久美(25)のリバウンドを捉えた打谷が、相手ゴールに押し入れる形で2点目を追加。打谷は前半2点を上げる活躍を見せた。
後半も県チームの勢いは止まらず、6分には山本芽美(26)が、32分には坂本夏弥(29)がそれぞれ得点を上げ、相手の反撃を許さず快勝した。
選手兼監督の善行柄莉菜(30)は「徹底したディフェンスで相手をゼロカウントに抑えることができ、点数の入り方もよかった。次は強豪の広島。全力を出したい」と意気込みをみせた。
広島は昨年の長崎国体の優勝チーム。2回戦は同グラウンドで午前9時から行われる予定。