シルバーウイークの紀の川市で、紀の国わかやま国体のデモンストレーションスポーツ「パラグライダー・ハンググライダー」「ペタンク」「ビリヤード」の３競技が相次いで実施され、地元選手らが活躍した。「
ペタンクは２０日、打田若もの広場で開かれ、県内の７２チームが熱戦を展開。チャレンジの部は、きいちゃんず（和歌山市）、エンジョイの部は、すみれ会Ａ（同）がそれぞれ優勝を飾った。
ペタンクは、金属製のボールを目標となるビュットを目掛けて投げ、より近くに寄せたチームに得点が与えられる競技。１チーム３人で計６球を投げ、取得点を加算していき、先に１３点を取得したチームが勝者となる。
経験者によるチャレンジの部には４０チーム、初心者のエンジョイの部には３２チームが出場。予選リーグを行い、リーグの各順位（１～４位）同士による決勝トーナメントで争った。
出場者はボールを投げる方向や強さをチームで話し合いながら、ビュットを目掛けて投球。相手チームの投球をたたえ合う場面も見られ、交流を深めながら集中してプレーに打ち込んでいた。
各部の上位入賞チームは次の通り。
〔チャレンジの部〕①きいちゃんず（和歌山市）井由紀夫、井博美、福庭敏昭②河北ピュア（同）谷健治、玉川厚生、大江勝子③ブルーム（同）新井三男、前島梧楼、山本八重子③和歌山長町（同）小出博紹、村山孝文、西田博子
〔エンジョイの部〕①すみれ会Ａ（和歌山市）片山義人、片山千恵、芳井勉②岩出絆（岩出市）小原尚志、細谷小夜子、的崎千鶴子③砂の丸満月（和歌山市）岡田幸雄、中原美代子、川辺八重子③岩出タタミ（岩出市）武田弘、田中勝子、宮村静子
集中してプレーに打ち込む出場者