府県道泉佐野岩出線と県道粉河加太線を結ぶ岩出市道根来安上線(延長約1㌔)が12日、開通した。同日、風吹交差付近の同区間上でテープカット式が行われ、出席者らが完成を祝った。
市によると、今回の開通で、京奈和自動車道岩出根来インターチェンジの設置に伴う府県道泉佐野岩出線を含めた周辺道路交通量の増大を分散する効果が見込まれるという。大阪方面から市道根来安上線を経由、県道粉河加太線から安上中島線へと南下することで、国道24号までつながるルートが完成した。
平成24年度に着手。同19年度に完成した県道粉河加太線から北側に約250㍍の市道安上3号線(供用済み区間)から、府県道泉佐野岩出線へ延長させた形となる。市道は、片側1車線の両側2車線で、片側に歩道を設置。法定速度は40㌔。事業費は約8億3500万円。
テープカット式には、中芝正幸市長や井神慶久市議会議長らが出席。テープを切った後、通り初めを行った。