敬老の日(21日)を前に、海南市の神出政巳市長は1日、ことし100歳を超える市民を訪問し、長寿を祝福した。
ことし2月に100歳を迎えた鳥居の宮田フジヱさん宅では、宮田さんと共に暮らす長男夫婦らに迎えられ、神出市長は記念品とお祝い金を届けた後、宮田さんらと歓談。耳は少し遠くなったが、身の回りのことはすべて自分で行っていること、ポストまで杖を使わずに歩けることなど、宮田さんの元気な生活ぶりに神出市長は驚きを見せていた。
長生きの秘訣(ひけつ)について問い掛けると、宮田さんは「規律正しい生活を送ること。野菜と魚は毎日いただきますね」とにっこり。神出市長は「来年もまた来ますので長生きしてくださいね」と言葉を送った。
12月末までに100歳以上となる市民は62人(男性9人、女性53人)で、神出市長はことし、このうちの29人(男性6人、女性23人)を訪問する。