和歌山や大阪を中心に古紙の回収やダンボールのリサイクル業務を行っている「㈱はまだ」(紀の川市中井阪、濱田義仁代表取締役)は、紀の国わかやま国体・総合開会式の9月26日に合わせ、県の特産物などがデザインされたダンボール箱「和歌山BOX」の販売を始めます。開会式当日は、会場に設置したブースで「和歌山BOX」の初お披露目を行います。
同社は昭和62年創立、古紙などをリサイクル利用することで森林資源保全・地球温暖化防止を企業方針にしており、今回、和歌山の良さを全国にアピールするために「和歌山BOX」を企画・開発しました。
同社営業部の濱田匡敏主任は「和歌山初の試み、大きく実を結んでくれれば」と期待を込め「お土産などを詰めて発送していただけたら受け取る人も楽しいのでは」とPRしており、既に、県内のホテルから予約注文が入っているそうです。
「和歌山BOX」は、80サイズ(400㍉×250㍉×140㍉)80円▽100サイズ①(446㍉×316㍉×229㍉)100円▽100サイズ②(386㍉×206㍉×334㍉)100円▽120サイズ(456㍉×356㍉×359㍉)135円――の4種類があり、デザインは和歌山市立和歌山高校デザイン表現科3年の生徒4人(岩本彩花さん、谷口茉京さん、中嶋友香さん、黒川由紀菜さん)が手掛けました(本紙既報)。資源のリサイクルや地元への関心など教育の一環としても来年も箱のデザインを希望する学校を募集しています。
和歌山BOXの注文は、℡0736・77・6112(濱田紙販売㈱)月~金曜の午前9時~午後4時、祝日休み。同社ホームページでも受け付け中(http://www.kamihan-case.jp/)