血糖値や血圧、肥満が気になる人は一度、ホテルアバローム紀の国（和歌山市湊通丁北、藤田裕司支配人）の減塩・低カロリーのヘルシー健康料理を味わってみてはいかがでしょうか。
同ホテルでは９月１日から、佐藤喜久一郎総料理長らシェフが力を合わせて開発した新しい「ヘルシー健康料理」の提供を始めます。メニュー改正はことしで７回目。
開始当初から料理の監修を行っている、日本高血圧協会県支部長で県立医大大学院特任教授の有田幹雄医師は「アバローム紀の国の減塩食への先進的な取り組みは、当協会でも高評価を得ている」と太鼓判。新メニューは、宴会やレストランのディナーやランチ、朝食、持ち帰り弁当などです。
例えば、イタリアンレストラン「ツインバード」のディナーでは、総エネルギー７７２㌔カロリーで塩分を１・９㌘に抑えたコース料理が堪能できます。
また日本料理「六つ葵」のディナーでは、８４６㌔カロリーで塩分２・３㌘の１０品が味わえます。これらは、だしの風味や柑橘類、ハーブの香りなどを生かして、減塩でもおいしく食べられる工夫がなされています。またカロリーを低く抑えるために、小麦粉と米粉の両方を使ったパスタを開発したり、野菜を多く使ったメーンディッシュを考案するなど工夫が重ねられています。
藤田支配人は「体に優しいヘルシーグルメを、ホテル料理人の技と工夫でおいしくおしゃれに仕上げました。ぜひ味わってみてください」と話しています。
問い合わせは同ホテル（℡０７３・４３６・１２００）へ。
六つ葵のディナー㊧とツインバードのディナー