県警本部警備部に勤務し、来月開幕する紀の国わかやま国体の交通整理の人員配置計画などを担当していた男性警視(54)が16日、海南市内の自宅で自殺していたことが分かった。
国体開幕が間近に迫ったことに加え、7、8月に和歌山を幹事県に開かれた全国高校総体(インターハイ)の交通規制などの実務責任者も兼務していた男性警視は、ことし6月以降の超過勤務が月200時間を超えていたという。
男性警視は、仕事仲間に任務のプレッシャーに悩んでいることなどを漏らしていたということで、遺書などは見つかっていないという。