一般から踊り子を募った「おどるんや~紀州よさこい祭り~」の特別企画チーム「若葉連」の練習が始まり、ことしは5~66歳の約30人が本番に向けて汗を流している。
若葉連は、踊り子側から祭りの楽しさを味わってもらおうと、昨年、初心者向けのチームとして3年間の期間を設けて発足。県出身で元宝塚の星沙紀帆さん(49)の指導で、ザ・キング・トーンズの曲をアレンジした「サンバde和歌山」に合わせて練習している。練習で星沙さんは「手と足が合っていなくてもリラックスして」とアドバイス。参加者は緊張しながらも時折、笑顔を見せていた。
ことし初めて参加した紀の川市貴志川町の波元英一さん(61)は、「昨年、踊りを見て楽しそうだったので参加した。今は踊りを覚えるのと忘れるのとの競争」。星沙さんは「見る側から踊る側にチェンジしてみると、きっとこの魅力に取り付かれるはず。たくさんの人に参加してもらいたい」と話している。
本番は7月28日、8月3、4の両日の3日間、和歌山市内全10会場で開かれる。問い合わせはNPO紀州お祭りプロジェクト事務局(℡073・426・4424)。