県指定無形文化財「岡崎団七踊り」を披露する納涼おさらい会が14日、和歌山市西の西熊野神社境内で開かれ、岡崎団七踊保存会(西谷暢浩会長)のメンバーや地元住民ら約40人が踊った。
紀の国わかやま国体の総合開会式で行われる、各市町村で火起こしされた火を一つに集める「炬火(きょか)セレモニー」に向け、海南市実行委員会は13日、JR海南駅西側で炬火イベントを開き、「海南の火」をともした。
同日、同駅周辺で開かれた「ふるさと海南まつり」の中で実施。ボーイスカウト和歌山連盟海南第1団、ガールスカウト和歌山連盟海南第13団のメンバーが参加し、古代の火起こし道具「舞錐(まいぎり)」で火を起こした。
火起こしは駅前に設けられたステージ上で行われ、国体・大会のマスコット「きいちゃん」が見守る中、メンバーは舞錐で懸命に火起こし。火が出るまではステージ下で、海南きいちゃんキャラバン隊が「きいちゃんダンス」を披露し、会場を盛り上げた。
無事に火が上がると、神出政己市長、宮本勝利市議長、瀬川禎彦市体育協会長が炬火トーチで火を採取し、受け皿へと集火した。