乳がん検診の大切さを啓発しようと、和歌山市は、ピンクリボンをモチーフとしたメニューを、10月の「乳がん予防月間」に製造・販売する飲食店などを募集している。
市保健所地域保健課によると、女性の16人に1人が乳がんにかかるといわれ、死亡数は増加傾向だが、検診の受診率は低い。市内の受診率は平成23年度が19・1%、24年度が17・4%。死亡数は22年が33人、23年が43人となっている。
ピンクリボンメニューの応募対象は、市内の飲食店、菓子・パン製造販売店など。商品の価格や個数などは問わない。ランチなどの場合は1品でもよい。
また、店頭に乳がん予防のチラシを設置し、店員がバッジを着用する協力店も併せて募集する。
7月16日締め切り。応募、問い合わせは同課(℡073・433・2261)へ。