子どもの発育段階に大いに読書に親しんでもらおうと、和歌山キワニスクラブ(田中宣人会長)は和歌山市立宮前幼稚園(坂本雅城園長)と宮北保育所(堀内朋子所長)に図書と書架合わせて約20万円分を寄贈した。贈呈式が13日、宮前幼稚園で行われ、田中会長はじめ同クラブメンバー、原一起市教育長、園児ら約40人が出席した。
同クラブは、子どもたちの豊かな感性の育成と創造力あふれる成長を願って、平成22年度から県内の幼稚園や保育所を対象に図書の寄贈を続けている。
贈呈式では、田中会長が堀内所長に目録を手渡し、宮前幼稚園代表の年長・北口裕介君(5)と大杉凛夏さん(6)に図書を贈呈した。
原教育長は「幼稚園、保育所の絵本と図書はまだまだ充実していないため、寄贈はありがたい。園児には一生懸命読んでもらい、心も体も大きくなってほしい」と話していた。