17日でオープン2周年を迎える城下町の八百屋さん「ピアット」(立野幸子店長)はこのほど、新鮮な野菜や果物を使った「フレッシュジュース」を始めました。「搾りたてでおいしい」「体にも良さそう」と評判を呼んでいます。季節で内容は変わりますが6種類あり一杯350円~480円(税別)。
店名の「ピアット」はイタリア語で、“お皿”の意味で、「いつもの食卓にいつもと一味違う一皿はいかがですか」という思いが込められています。
同店の前身は、ダイワロイネットホテル和歌山の芝生広場で開いていた知る人ぞ知る移動販売店「金曜日の八百屋さん」です。
本業は、ホテルやレストランが主な納入先のプロ向け業務用野菜を扱う中央卸売市場の立野商店で「お客さんと直に接する対面販売がしたい」と始めたのが「ピアット」の原点。
店内には地元の契約農家や全国から厳選した旬の青果がそろっています。「ビーツ」や「アイスプラント」「シーアスパラガス」など普段あまりお目にかからない珍しい野菜も多くあり、口コミで評判が伝わって外国人も買いにくるほどです。
今の時期は、地元産新ショウガをはじめ、黄色や白のトウモロコシ、生でも食べられるズッキーニ「サパジート」、細長いトマト「シシリアンルージュ」、淡白なので料理の器としても使える白いカボチャ「テーブルクイーン」などがおすすめとか。野菜の特徴や旬、産地や食べ方なども親切にアドバイスしてくれるので一度足を運んでみてはいかが。
【ピアット】和歌山市板屋町3▽℡073・488・6340▽午前11時~午後4時▽定休日=水・土・日・祝日