カンボジアの孤児院の子どもたちの絵画展が10日から12日まで、和歌山市本町の複合商業施設フォルテワジマ2階で開かれる。
海南市出身で、カンボジアの孤児院「スナーダイ・クマエ」を運営するメアス博子さんが開く展覧会。和歌山東ロータリークラブ協賛。同院は身寄りがなかったり、虐待から保護されたりした子や母子家庭の子どもたちを受け入れ支援。運営については国からの補助は一切なく、支援者の援助に大半を頼っている状態という。
「スナーダイ・クマエ」は、「カンボジア人の手によるもの」という意味を持つ。孤児院を出てからも自立できるよう、さまざまな独自のプログラムを行っており、絵画教室もその一つ。
今展では小学生から高校生までの19人が描いた大小の額作品を展示販売する。オリジナルグッズやカンボジア雑貨の販売もあり、収益金は全て孤児院の運営費になる。
午前10時から午後5時。問い合わせは同所(℡073・474・0077)。