ネパールの大地震被災地で医療活動を行うため、日赤和歌山医療センター(和歌山市小松原通、百井亨院長)の職員3人が2日朝、緊急救援第2班として現地に出発した。
同センターは大地震が発生した4月25日に先遣隊を派遣。5日後に緊急救援第1班を出動させ、現在も医療活動が行われている。第2班はその活動を継続させるため、全国の医師や看護師ら15人で構成し、現地のボランティアらと協力して活動していく。
今回、同センターから派遣されたのは、感染症内科部副部長の古宮伸洋さん(40)、看護師の大谷香織さん(39)、薬剤師の榊本亜澄香さん(37)。8回目の派遣となる古宮さんは「水の環境が整っていないため、下痢や肺炎などを起こす人がいる。衛生環境を整える活動に力を入れていきたい」と話した。
第2班はあす現地に到着し、7月15日に帰国する。