関西サッカーリーグ1部は5月30、31日、各地で第7節の4試合が行われ、ホームのアルテリーヴォ和歌山は紀の川市桃山町の桃源郷運動公園でバンディオンセ加古川と対戦。コーナーキックから三本菅がヘディングでゴールを奪い、1―0で勝利を収めた。
アルテリーヴォは立ち上がりから、パスやトラップのミスが目立ち、ピンチを招く場面があった。前半を0―0の同点で折り返すと、後半14分に長身FW大西を投入。大西を起点とした攻撃を展開し、敵陣に攻め込んだ。
21分に試合が動く。コーナーキックから、大西がニアサイドにDFを引き寄せ、ファーサイドに走り込んだ三本菅が頭で合わせて先制した。その後、バンディオンセの猛攻を受けたが、DFラインが食い止め、リードを死守。前期最終節を勝利で飾り、リーグ戦5連勝となった。
坂元監督は「厳しい試合だった。狙い通りにできず、軽いプレーが多かった」と振り返り、「気持ちを新たに次節に挑みたい」と意気込んでいた。
リーグ成績は5勝2敗となり、2位に順位を上げた。
次節は14日、大阪市のキンチョウスタジアムで4位の阪南大クラブと対戦する。午前11時半キックオフ。