和歌山市の夏を彩る「港まつり花火大会」(7月20日、実行委員会主催)の開催に必要な費用が年々増加していることを受けて、実行委は個人協賛金を7月8日まで募集している。
港まつりは、和歌山市の和歌山港で行われる恒例行事で、昨年は3万人以上が会場に集まり、約3000発の花火を楽しんだ。
協賛金は1口2000円(1人10口まで)からで、特典として、花火が打ち上がる場所から約300㍍に設けられた個人協賛席の招待券が贈られ、花火を近くで楽しむことができる。大人1人につき小学生未満の子どもを1人、同伴することができる。
事業費は花火や会場の警備、会場費などに使われており、26年度は約1800万円に上ったが、集まった個人協賛金は78万6000円にとどまっている。
市商工振興課は「和歌山市の伝統ある花火大会です。今後も存続させるため、皆さまの協力をお願いします」と話している。
申し込みは、港まつりのホームページ(http://w-hanabi.com/personal-support.html)、市のサービスセンターや連絡所に設置の申込書に必要事項を記入して同課内の実行委(FAX073・435・1256)まで。問い合わせも実行委(℡435・1233)。