バスケットボール男子NBLの和歌山トライアンズは2、3日、和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山で兵庫ストークスとの今季最終戦に臨んだ。初日は、昨季からチームを支え、今季は足のけがで長期離脱していたエース・川村卓也主将が、復帰後初となるスタートメンバーで登場し、この日24得点の大暴れで、国内トップ選手の貫禄を見せつけた。〔記事は2日の試合終了後時点〕
【2日】和歌山66(22―15、14―18、13―14、17―20)67兵庫
試合は、一進一退の緊迫したシーソーゲーム。2点リードで迎えた第4ピリオドでは、川村が内外からシュートや、地元出身の寺下太基が大事な場面でミドルシュートを決めるなど、試合終了間際までリードを保つが、残り1分で同点に追い付かれた。
延長戦突入かと思われたが残り4秒、高島一貴が痛恨のファール。兵庫にフリースローを1本決められ、その後の残り2秒で川村が逆転シュートを狙うが、惜しくもリングに当たり試合が終了した。
試合後、石橋貴俊監督は「オフェンスリバウンドはわれわれが勝っていて、内容的には良かった。ブースターに熱く応援してもらい感謝の気持ちでいっぱい」と振り返った。3日の結果は後報。