第2回全国高校7人制ラグビーフットボール大会県大会・第5回スポーツ伝承館杯大会が4月26日、上富田スポーツセンターで開かれ、和歌山工が2連覇を達成した。合同を含め12チームが参加。予選リーグ、決勝トーナメントが行われ、和歌山工は4試合全てを無失点で圧勝、完全優勝を飾り、7月17日からラグビー合宿のメッカ、長野県菅平高原で開催される全国大会の出場を決めた。
来年のリオデジャネイロ五輪から正式種目となる7人制ラグビーは、7分ハーフと時間は短いが、15人制と同じ広さのコートでプレーするため、選手のスピードと体力が勝利へのポイントとなる。
予選から圧倒的なディフェンスでパワーを発揮した和工は、決勝で熊野と激突した。序盤やや硬さが見られた和工だが、古川の先制トライで流れをつかむみ、河波(風)の連続トライが飛び出し19―0で快勝した。
卒業生で元マネジャーの津田梨緒さんは「優勝! うれしかった。全国でも和工旋風を期待している」と激励した。
岡本ヘッドコーチ=マイボールをキープし、気持ちの上での主導権を握ったことが勝因だ。
小堀主将=得点を与えなければ負けることはない。2回目の全国では予選で2勝し、1番上のリーグで勝ちたい。
藤本副主将=前回全国で1勝を挙げた。今回も勝てるという自信を持って全国大会に挑む。
松田マネジャー=いつもみんなに元気をもらっている。全国に向けサポートに努める。
【予選リーグ】
《A》熊野21―5近大和歌山▽熊野31―0合同A▽近大和歌山21―12合同A
《B》和歌山工55―0田辺工▽和歌山工48―0合同B▽田辺工31―14合同B
《C》新宮29―7田辺▽新宮36―0那賀▽田辺38―0那賀
《D》星林24―7和歌山北▽星林28―7新翔▽和歌山北26―5新翔
【トーナメント】
◇準決勝=和歌山工29―0新宮▽熊野17―12星林