子どもの成長と健康を願って、和歌山城の天守閣中庭で21日、広瀬保育所(南本好民所長)の園児ら26人がこいのぼりを揚げた。
昭和45年から実施されている恒例行事で、46回目。こいのぼりは、7㍍の吹き流しとまごい、6㍍のひごい、5㍍のこごいからなる。
天守閣まで登って来た園児らは中庭のポールの前に並び、息を合わせて「よいしょ、よいしょ」と綱を引き、こいのぼりを無事に揚げると大喜び。その後、空を泳ぐ様子を見ながら童謡「こいのぼり」を元気よく声をそろえて歌った。
西川藍ちゃん(5)は「こいが気持ちよさそうでうれしい。全部のこいが好き」と笑顔で話していた。こいのぼりは5月5日まで揚げられている。