21日告示、26日投開票の紀美野町議選で、16日までに現職3氏が不出馬を表明した。定数を現在の14から12に2人削減し、平成18年の合併後3回連続となる選挙戦突入が確実視される中、これで現職11、元職1、新人1の計13氏による1人超過の様相が色濃くなった。
引退の意向を示したのはいずれも無所属の加納国孝(79)=4期・吉野=、上北よしえ(64)=4期・円明寺=、松尾紘紀(72)=5期・小畑=の3議員(議席順)。加納議員は11年に旧野上町議に初当選し、23年5月11日から25年5月10日まで紀美野町議会議長を務めた。上北議員は11年に旧美里町議に初当選。25年5月10日から紀美野町議会副議長に就いている。松尾議員は7年に旧野上町議に初当選し、紀美野町議会産業建設常任委員長などを歴任。それぞれ町勢の発展に尽力した。
一方、選挙へ向けては現職(丸数字は当選回数)議席順で七良浴光(65)=無所属①東野=、町田富枝子(66)=公明①福田=、田代哲郎(73)=共産②動木=、北道勝彦(69)=無所属③吉野=、向井中洋二(53)=無所属④毛原宮=、伊都堅仁(66)=無所属④小畑=、仲尾元雄(67)=無所属④小畑=、上柏睆亮(75)=無所属①毛原中=、美野勝男(75)=無所属⑧毛原下=、美濃良和(64)=共産⑨三尾川=、小椋孝一(60)=無所属③下佐々=の11氏が立候補に意欲。
元職の西口優氏(65)=無所属・小畑=、新人の南昭和氏(52)=無所属・長谷宮=が出馬準備を進めている。