創立120周年を記念し、紀陽銀行(本店=和歌山市本町、片山博臣頭取)は20年ぶりに女性行員の制服を一新した。1日から約2000人が着用しており、同行のブランドスローガン「銀行をこえる銀行へ」をアピールする。
新制服には女性行員の意見を反映し、「“愛される”制服」をコンセプトに、顧客に信頼感、好印象、親しみやすさなどを感じてもらえるようデザインした。
冬用はチャコールグレーを基調色としたスタイリッシュなデザインで、ブラウスは水色、ピンク、パープルの淡い色合いの3色に、スカーフリボンはコーポレートカラーのブルー系と温かなピンク系の2色。新採用のホールガーメント(無縫製ニットウェア)のカーディガンはグレー系で統一した。
夏用はブラックネイビーを基調色に上品さを表現。ブラウスはリボン付きの華やかなデザインとなっている。また、ベスト以外にも今回オーバーブラウスを新採用している。
同行経営企画部の川﨑香織さん(25)は「新しい制服になり、明るく笑顔で気持ちを新たにスタートしていきたい」と話している。