和歌山市和歌浦中の玉津島神社などを会場に4、5日の2日間にわたり「第2回和歌の浦桜まつり」が開かれる。玉津島保存会、あしべ屋妹背別荘が主催。春らんまんの和歌浦一帯を楽しみながら、歴史や文化にふれてもらおうと企画。無料。お花見ハイキングや文化講演、音楽演奏会など多彩な催しが行われる。
4日午後1時半から(1時集合)、妹背山や御手洗池公園、高津子山の桜を楽しみながらのウオーク、1時半から玉津島神社大広間で「聴こう、歌おう、〝和歌の浦の音〟」をテーマにした演奏会を開催。この日開催の「和歌祭御船歌第1回音頭取り選抜大会」優勝者による歌の披露があり、矢倉愛さん(ソプラノ)、加藤秀雄さん(ピアノ)、和歌山雅楽会有志による演奏の他、県民謡連合会有志(民謡伝承会)が「あしべ節」「新和歌の浦小唄」などを披露する。
5日は玉津島神社で、紀の国わかやま国体・大会マスコットのきいちゃんが参加しての餅つき(午前10時~)、あしべ屋妹背別荘奥座敷で、西陽子箏曲教室有志による演奏(午前11時半~)、南方熊楠記念館の谷脇幹雄館長による講演「知の巨人・南方熊楠~和歌の浦とのゆかり」(午後2時~)、同所の活用を目的にした環境プロジェクトについての展示などがある。
問い合わせは渋谷さん(℡073・447・2660)。