Jリーグ入りを目指し8年目の活動を迎えたアルテリーヴォ和歌山を応援しようと15日、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で激励会が開かれ、スポンサー企業の関係者やサポーターなど150人が集まり、JFL昇格に向け機運を高めた。
NPO法人「和歌山からJリーグチームをつくる会」(板倉徹理事長)が主催。会場には、仁坂吉伸知事、県内選出の国会議員や県会議員らが出席し激励。板倉理事長は「ことしは関西リーグで優勝してJFLに上がることと、和歌山国体もあるので、チームの選手が出場して必ず優勝したい」と期待の言葉を送るとともに、運営組織を株式会社化する構想を明らかにした。
選手紹介と決意表明では、今季から指揮を執る坂元要介監督が「皆さんの期待にプレッシャーも感じますが、力に変えてJFL昇格に向けて関西リーグ優勝を目指します」とあいさつし、応援を呼び掛けた。
チームは昨季、関西1部リーグを3位で終え、大西佑亮選手が得点王に輝いた他、大西選手と角南裕太選手がベストイレブンに選出されるなど、勢いに乗っている。