たき火の体験学習を兼ねた焼き芋大会が14日、和歌山市立山口小学校(高橋輝行校長)で開かれ、児童や山口幼稚園の園児ら約200人が参加した。
同校区子どもセンターと同校愛育会が共催。非常時に備えて、小さい頃から火起こしや火加減の調節を体験してもらおうと、毎年開いている。
たき火では保護者らが見守る中、高学年が中心となり、新聞紙に火を付け、まき組の中に投入。風向きに気を配りながら火が全体に行き渡るように、火箸で火加減を調節した。その後、炭になった木の中に、アルミホイルで包んだサツマイモを入れ、焼き立てを頬張った。
同校5年の山本恭寛(たかのり)君(11)は「火を使う時は、風向きの逆に立つことが大切だと分かった」と話していた。