海南市のご当地ヒーロー「カイナンマン」が進化を遂げた、ネオカイナンマン「熊野來神エーワッショー」のダンスを、りら創造芸術高等専修学校(紀美野町真国宮、山上範子校長)の生徒が手掛け、15日、同市民交流センターで披露される。
ダンスは、同日午後1時半(開場1時)から開かれる、ふるさと劇団海南座一周年記念公演でお披露目。公演では、エーワッショーが出演する舞台「偽カイナンマン現る!」が催される他、同校の生徒もタップダンスや創作ダンス、歌などのパフォーマンスで公演を盛り上げる。エーワッショーとの共演に向けて、昨年末からダンスの創作に取り組んできた。
両手を広げて回ったり、こぶしを上げたり、「普段ダンスをしてない人でも踊れるように」と、簡単な振り付けでダンスを創ってきた。カイナンマンがエーワッショーに変身する場面もある。
当日は、エーワッショーと生徒約15人でダンス。同校の志和里君(18)は「単純な振り付けだけど、見栄えのいいダンスに仕上がりました。たくさんの方に踊ってもらえればうれしい」と話している。