海南市船尾の県立自然博物館は2月1日から28日まで、企画展「進撃のモササウルス」を開く。
モササウルスは、恐竜時代の中生代白亜紀、海に生息していた巨大な爬虫(はちゅう)類。平成18年に有田川町の鳥屋城山(とやじょうさん)で化石が発見されている。
今回は、4カ月間の発掘調査と4年間のクリーニング作業を経て取り出され、よみがえりつつある実物の化石を公開。展示はクリーニング室と研究室の2部構成で、作業の現場を再現し、雰囲気を体感できる。
展示品は、モササウルスの化石が約150点の他、同じ場所から産出されたアンモナイトや二枚貝の化石など約10点。期間中の来館者にはオリジナルペーパークラフトのプレゼントもある(定数になり次第終了)。
問い合わせは同館(℡073・483・1777)へ。