岩出市高塚の県立那賀高校(山口薫校長)1年生が21日、初めてスカイプ(インターネット経由の簡易テレビ会議システム)を使い、グアムのオッコド高校の生徒と英語で交流した。
那賀高校普通科1年生は、28日から3日間の日程でグアム現地研修を予定。現地オッコド高校との交流もプログラムに入っており、事前に顔合わせの場を持とうと実現した。
この日は研修予定者130人のうち、代表で約20人が参加。互いの姿がスクリーンに映し出されると、まずは「ハロー」「コンニチハ」などと笑顔で手を振ってあいさつ。一人ひとり好きな食べ物や趣味などを自己紹介した。
那賀高生は、現地で披露する予定のよさこいや空手について説明。質問タイムには「日本の気温は3度と寒いですが、そちらはどうですか」といった問いに、グアムの生徒は、手であおぐようなジェスチャーで「ホット、アツイ」と答えてコミュニケーションを楽しんでいた。
出発までに、あと1、2回の交流を予定しており、児玉淳希君(16)は「グアムのみんなは自己表現が豊かと思った。すごく楽しくて、実際に会うのが楽しみになった。日常会話を楽しめるように、もっといっぱい英語を勉強して仲良くなりたい」と話していた。