県は22日、県内の医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が警報基準値を超えたと発表した。平成23~24年のシーズン以来3年ぶりとなる。
県によると、調査定点50医療機関からの第3週(12~18日)の患者報告数が1512人、1医療機関当たり30・24人(前週29・12)となり、警報基準値の30人を超えた。流行しているのは全国と同じA香港型で、原因は不明という。
県は医療機関の早期受診や、こまめなうがい・手洗い、くしゃみをする場合はマスクやティッシュなどで口を覆う「咳エチケット」の励行を呼び掛けている。