ことし9月に開幕する「紀の国わかやま国体」に向けて、全国から和歌山市を訪れる選手・監督にプレゼントするおもてなし記念品「手作りてまり」が制作目標としていた9000個を達成した。
「手作りてまり」は、伝統工芸品「紀州てまり」をモチーフにした手作りの記念品で、市内各地区の公民館や婦人会、老人会、高校生、市職員らが制作に参加した。昨年3月から作業を開始し、ことし7月に9000個の完成を目指してきたが、参加者同士のつながりなどで制作者が次々に増え、半年以上早い昨年12月で目標を達成した。
市は「市民のおもてなしの心がつまった、温かみのある記念品に仕上がりました。ご協力ありがとうございました」と話している。