労働団体・連合和歌山(小林茂会長)の「新春の集い」が6日、和歌山市のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)で開かれ、約350人が統一地方選や春闘に臨む決意を新たにした。
小林会長は自公政権が議席を維持した昨年末の衆院選にふれ、「民主党も議席を増やし、和歌山1区では岸本周平氏が3期目当選を果たせた」と感謝。年金、社会保障と税の一体改革など、労働者に関わる政策課題は山積しているとし、「引き続きの世論喚起と、連合と志を同じくする政治勢力のさらなる拡大が必要」と述べ、御坊市議選(11日告示)での必勝や統一地方選、その先を視野に入れた一層の取り組みを呼び掛けた。
春闘については「賃上げ、時短、政策制度の3本柱に取り組み、働く者を起点とした新しい社会経済サイクルの実現を」と訴え。安倍政権が進める「労働法制の見直し」の阻止、「1000万連合」実現に向けた組織拡大・強化なども呼び掛けた。
その後、来賓の岸本衆院議員や尾花正啓市長らが祝辞。鏡開きを行い、森原功裕副会長の発声で乾杯した。