ことしも残り少なくなり、各地で正月準備が進められている。
和歌山市伊太祈曽の伊太祁曽神社(奥重視宮司)では21日、しめ縄作りが行われ、氏子ら約20人が集まり、稲わらを編むなどの作業に精を出した。
敬心婦人会の女性らが槌で打ち、はかま取りをしたわらを、総代の男性らが協力して立派なしめ縄に編んでいった。約30本を作って社殿に飾り付け、新年に備える。
敬心婦人会の中本純子さん(75)は「この作業をしていると、もうすぐお正月やと思う。ことしも無事健康で過ごせて、作業できて良かった」と笑顔で話していた。
同神社では23日には「貴志川線の未来を〝つくる〟会」と一緒に、伊太祈曽駅などに設置する門松も作る。