和歌山市議会12月定例会は最終日の16日、議員発議の条例案「和歌山市みんなでとりくむ生き活き健康づくり条例」などを全会一致で可決し、閉会した。議員報酬の一つ「出席費用弁償」の廃止も決めた。
同条例は、市民が健康に生活できる地域社会の実現を総合的、計画的に推進するため、市民、市長、議会、各種団体などが、それぞれの立場で健康の保持や増進を目指し、環境整備や検診などによる健康状態の把握を積極的に行うことなどを定めたもの。来年1月1日から施行される。
同条例に合わせて、笑顔と運動により生き活き過ごすことや地産地消を進める食卓を楽しむことなどをまとめた健康宣言「和歌山市生き活き健康都市宣言」も採択された。
その他この日は、2人のうち1人が空席となっていた副市長に、元まちづくり局長の木村哲文氏(67)を充てる人事案が提案され、同意された。