第5回わかやま新報杯ソフトボール大会(津村周大会委員長)が11月30日、せせらぎ運動公園を主会場に開幕した。前回優勝の奈良・オール上牧をはじめ県内外から26チームが参加、開会式では和歌山教員クラブの宮田慎二郎代表が、メジャーリーグ選抜と好試合を繰り広げた日本代表を題材にさわやかな選手宣誓を行った。試合は6会場に分かれて実施、午前中は暖かいスポーツ日和に恵まれ、各会場でハッスルプレーが相次いだ。
前日の雨の影響が心配されたグラウンドは、実行委員会のメンバーたちの尽力により、素晴らしいコンディションで、選手たちを迎えた。
前回より1チーム多い26チームが勢ぞろいした開会式では、大会委員長を務める津村本社社長が、動画を取り入れた最新の新聞づくりを紹介しながら、選手たちの活躍に期待を込めた。激励に駆け付けた和歌山市ソフトボール協会会長の長坂隆司県議が、強豪チームの目配り気配りのすごさにふれ、集中力を切らさず戦い抜いてほしいとエールを送った。 選手代表の和歌山教員クラブ・宮田代表は「野球の日本代表がメジャー選抜と対戦したときに見せたような強い気持ちを持ち、力のある相手にも臆せず全力プレーをする」と誓い、初戦の火ぶたが切られた。
試合は初日、1回戦から準々決勝まで22試合が行われ、白球を巡り攻守が激突する元気いっぱいのプレーに歓声も大きかった。