和歌山市立和歌山高校(山本昌之校長)で15、16日、毎年恒例の「市高デパート」が開かれ、大勢の人が詰め掛けた。
仕入れから販売、決算までを学ぶ商業教育の一環で開かれ、ことしで38回目。インスタント食品や日用品などの商品約1000種類以上が取り扱われるとあって、両日、多くの地域住民が訪れた。
ことしは、市高デパートオリジナル商品を集めた店舗が出店。ミカンを丸ごと活用した「みかんまるシフォンケーキ」、約30年前から売り出されている「市高まんじゅう」、市高デパートマスコットキャラクター「いっち」の焼き印の入った「市高クッキー」などが並んだ。
店舗で生徒は「いらっしゃいませー!」と大きな声で客を呼び込み、商品をPRしていた。
毎年訪れているという上野敦美さん(46)は「いろんな商品が安く買えるので、毎回楽しみにしています。生徒から元気をもらえますね」と話していた。