紀美野町の野上中学校(山下育作校長、生徒171人)で11日、バレエ公演が行われ、生徒や町内の児童生徒、保護者らがプロダンサーの迫力あるステージを楽しんだ。
関西でプロ活動を行う「法村友井バレエ団」が来校し、第1部で「バレエを学ぶ」、第2部で「くるみ割り人形」(第2幕より抜粋)、第3部で「騎兵隊の休息」を上演。それぞれ、しなやかで柔らかく、力強いジャンプ、体の軸がぶれない美しい回転、ステップ、ポーズを次々と決め、華やかに表現して会場を魅了した。
子どもたちは間近で展開される「ほんまもん」に感動。物語に夢中の様子で、踊り、身振りで言葉を伝えるための「マイム」、音楽と繰り広げられる舞台芸術に心を躍らせた。
文化庁の平成26年度文化芸術による子供の育成事業(巡回公演)。事前のワークショップに参加した3年生も出演した。第2部では各国の踊りが披露される場面で「中国人形の踊り」に6人、「花のワルツ」に8人が登場。男の子も女の子もメークに衣装で練習の成果を思い切り発揮した。