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現新2人の戦いへ 知事選13日に告示

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 任期満了に伴う知事選は13日、告示される。出馬表明しているのは、3選を目指す現職の仁坂吉伸氏(64)=無所属、自民・公明・民主・社民県連推薦=、「市民オンブズマンわかやま」事務局長で新人の畑中正好氏(62)=無所属、共産推薦=の2人。県民が2期8年の仁坂県政を支持するのか、新たな県政を求めるのか注目される。投開票は30日。

 仁坂陣営 ことし3月の県議会で一般質問に答えるかたちで出馬表明。陣営関係者によると、本人は「仕事一本の人」。現職ゆえの多忙さで、支援者へのあいさつ回りなど、選挙に向けた活動はできていないのが現状という。

 後援会が会員募集などを各地で地道に続けている。陣営は「投票率50%」を目標に掲げるが、有権者の関心は低いといい、30%に届くかという危機感もあるという。産業振興、災害対策、インフラ整備など7つの政策を掲げ、「温かい改革をさらに加速させよう」と訴える。出陣式は午前8時半から和歌山市北汀丁の選挙事務所前で行う。

    ◇
 畑中陣営 8月の和歌山市長選直後に会見し、出馬表明。共産党県委員会などでつくる「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」が擁立した。「安倍政権の暴走にストップを求める声を上げない、いまの仁坂県政を変え、県民の命と暮らしを守りたい」と訴える。

 出馬表明後、各地でミニ集会や街頭活動を行い、各市町村の首長を訪問。一日10カ所以上で活動することもあり、すでに県内を2~3巡しているという。医療の充実、中小企業応援、原発即時ゼロなど、つくる会と7つの共同目標を掲げる。出陣式は午前9時から県民文化会館前で行う。

和歌山県知事選

 


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