和歌山市吉原の安原小学校吉原分校(西浦民子校長)の運動会がこのほど開かれ、全児童20人は保護者や地域住民ら約60人と借り物競走や綱引きをして爽やかな汗を流した。
同校は毎年、地域住民参加型の運動会を開催。4年生の尾崎洪介君が「地域の皆さん、参加してくれてありがとうございます。一緒に楽しんでください」と開会宣言し、種目がスタート。借り物競走、リレーでは地域住民と手をつないで芝生のトラックを走ったり、児童が和太鼓を披露したりして、児童は地域とふれあった。種目終了後には、児童が育てたサツマイモを焼きいもにして、一緒においしく食べた。
同校出身で、安原地区公民館の南美喜也さん(68)は「子どもたちに元気をもらいます。地域愛を再確認できますね」と話していた。
=力いっぱい綱を引く児童ら