岩出市水栖のヨネツボ和歌山行政書士事務所は、数少ない交通事故後遺症等級認定の書類を専門的に扱っています。
同事務所が主催し、11月30日に和歌山市鳴神のMIYAI整体院で無料相談会が開かれます。午前10時から午後5時まで。行政書士、弁護士が相談に応じます。
同事務所代表の高萩慎司さんは、自身も交通事故に遭い、その後認定された後遺症障害に違和感を覚え、再度書類をそろえて再審査したところ、一つ認定が軽くなっていたことが分かったという経験があります。
その経験から、専門機関の少なさや、加害者側の保険会社に被害者の後遺症認定を任せるしかない現状に疑問を抱き、会社員をやめて交通事故書類専門の行政書士になりました。
「加害者側に任せていては適切な認定がおりていないことが多いです。自分で審査を申請できることを知らない人も多い。まずは知ってほしいです」と高荻さん。
1等級だけの違いだと考えがちですが、その差額は自賠責保険だけで200万円となったり、級によっては1000万円単位で変わることもあるとか。
「後遺症に該当しなかったのに本当は級がつく場合もあります」と話す高荻さん。交通事故に遭ったが、後遺症認定に納得がいっていない人や、家族、知人など多くの人に問題を知ってほしい、と呼び掛けています。
相談会の問い合わせは高荻さん(℡0736・71・0064)または、MIYAI整体院の宮井さん(℡073・473・8106)まで。