第94回全国高校ラグビーフットボール大会県大会が、26日から和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場・同補助競技場で開かれる。有田中央、桐蔭、和歌山東が合同での編成となり13校11チームが参加。トーナメントで熱い戦いが繰り広げられる。
花園切符を目指す優勝争いでは、和歌山工の雪辱が注目される。前回の決勝で、熊野のスピードとドロップゴールという意表を突く攻撃に涙をのんだ和歌山工フィフティーンだが、今季春季大会決勝では、熊野を完封で破り見事リベンジを果たした。和歌山工は2回戦からのスタートとなり、田辺―新翔の勝者と対戦するが、2年ぶりの花園へ向け、OBたちの期待も高まっている。
和歌山市勢では、初日第2試合で星林が新宮と、第3試合では和歌山北が合同と激突する。近大和歌山は2回戦からで、和歌山北と合同の勝者と顔を合わせる。
開会式は26日午前10時から、補助競技場で行われ、引き続き1回戦3試合が行われる。2回戦は11月2日で、会場も同じ補助競技場となる。準決勝は9日、決勝は15日でいずれも陸上競技場で行われる。