県教育委員会は21日、平成27年度の県立高校募集定員を発表し、全日制は前年度より7学級280人減の182学級7280人を募集する。前年度より募集定員が下回るのは2年ぶり。
県教委によると、来年度卒業する中学生は本年度より300人減ると見込まれていることから、学級を削減。全日制(29校4分校)は全校1学級40人で、本紙エリア内では粉河・普通科、和歌山・総合学科、和歌山商業・ビジネス創造科がいずれも1学級減。貴志川・普通科は1学級増となっている。
定時制は前年度と同じ9校(16学級575人)、通信制は3校(定員なし)で募集する。来年度は、全日制の伊都と通信制の紀の川が統合した新高校「伊都中央」が開校するため、伊都と紀の川は募集を停止する。
今後、公立高校の一般入試は、来年2月23、24日に一般出願、3月3、4日に本出願を受け付ける。3月11日に学力検査が行われ、同19日に合格発表を予定している。