南海電鉄のダイヤ変更で和歌山大学前駅(和歌山市中)に特急サザンが終日停車することになった18日朝、同駅ビルで記念セレモニーが行われ、関係者がテープカットして利便性向上を祝った。
南海電鉄、県・市、同大、同大前周辺土地区画整理組合でつくる同駅利用促進会議が主催。南海電鉄の亘信二社長兼COOは同駅の利用者数について、平成24年4月の開業時は計画より少なかったが、ことし3月のイオンモール和歌山の開店後は一日平均約7000人に増えたことを喜び、「地域がますますにぎわい発展することを願う」とあいさつ。来賓の二階俊博衆院議員は「協力は簡単、乗ることだ。私も用事がなくても乗りに来る」と述べ、参加者や通行人に一層の利用を呼び掛けた。
この後はイオンモールでチラシなどを配り、買い物客にも特急停車をアピールした。