個性豊かな団員たちが繰り広げる華やかな舞台が人気の宝海劇団。宝海竜也総座長の長男、早乙女紫虎座長(33)と次男、宝海大空若座長(19)が若い力で一座を引っ張っています。
若いと言っても、2人とも幼少の頃から舞台に上がってきただけあり、その芸は円熟味を感じさせるほど。
シリアスな中にも笑いのある芝居も、いろいろなジャンルを取り入れミュージカルのような演出もあるショーでも、主役のオーラを放っています。
「白い紙におのおのの色をつけていってほしい」とは、旗揚げの時の総座長の言葉。各自がはっきりした個性を持っているのが特長で、観客を飽きさせません。
名物となっているラストのダンス「ファンタスティックベイビー」は思わず一緒に踊りだしたくなる楽しさです。体験してみてください。
問い合わせは紀の国ぶらくり劇場(℡073・424・8380)。